2021年7月21日(水)
接種加速化へセンター
デニー知事 沖縄県内3カ所目開設
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新型コロナ対策で玉城デニー沖縄県知事は19日夕、県庁で記者会見し、ワクチン接種加速化のための県内3カ所目となる広域接種センターの運用を21日から開始し、那覇市保有のワクチンを活用して同市内の事業所で働くエッセンシャルワーカーへの接種を進めることなど、新方針を発表しました。
3カ所目で7月中は1日500人の接種を想定。最終的に1日最大2000人規模を目指します。
デニー知事は、那覇市は人口規模が県内最大で所在する事業所が多く、昼間人口も大きいことなどを挙げ、今回の運用開始で「県全体の接種加速化を図る」と説明しました。
接種実績を国に示してさらなるワクチン確保を求めることも強調。今後も「市町村等と協力して積極的に接種を進め、(感染拡大の)早期収束をめざす」と力を込めました。
酒類を提供する飲食店への休業要請などの影響で売り上げが減少した酒類販売事業者に、国の月次支援金に上乗せして支援金を給付することや、緊急事態宣言の再延長(12日~来月22日)による休業要請等に応じ、一定の条件を満たす事業者に、同期間の協力金の一部を早期支給することも打ち出しました。