2021年7月6日(火)
都議選 共闘は「如実に成果」
立民・安住氏が評価
立憲民主党の安住淳国会対策委員長は5日、国会内で記者団の取材に応じ、東京都議選での市民と日本共産党など野党との共闘について「如実に成果が出た」と評価しました。秋までに実施される総選挙については、「野党が一つになって固まれば、政権交代が現実味を増した」と述べました。
都議選で自民党と公明党が目標としていた過半数に届かなかった結果について、安住氏は「五輪の対応やコロナ対応についての政権の評価がある程度如実に出た結果ではないか」と語りました。
その上で、今回共闘した中野区や武蔵野市の選挙区などではトップ当選を果たしたとして「一本化したところにまとまって票が入り、トップ当選というパターンが一つ見えた」と指摘。総選挙に向けて今回の結果は「非常に示唆に富んでいる」と述べ、「総選挙で政権交代となれば国を動かすための基本政策を早急に整理しないといけない」とも話しました。