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2021年7月6日(火)

野党共闘で重要な成果

都議選で大きな力発揮

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 野党の共闘は東京都議選で大きな成果を上げました。日本共産党が立憲民主党や無党派の幅広い市民などから支援を受けて5選挙区(文京区、豊島区、北区、日野市、北多摩4区)で勝利しました。一方、7選挙区(渋谷区、中野区、立川市、武蔵野市、小金井市、小平市、北多摩2区)では、日本共産党が支援・推薦した立憲民主党などの候補が当選しました。

 日野市(定数2)では、市民と野党の共同候補としてたたかった日本共産党の清水登志子氏が当選。前回(2017年)から得票数を4925票、得票率を12・65ポイント増やし、自民党の現職に競り勝ちました。文京区(定数2)では、前回215票差で惜敗した福手裕子氏が共闘の輪を広げ、得票数4033票増、得票率7・93ポイント増となり、自民の現職に勝利しました。北多摩4区(定数2)の原紀子氏も他党の議員や幅広い市民からの支援を受け、2265票増、10・43ポイント増でトップ当選を果たしました。

 日本共産党の米倉春奈氏(豊島区・定数3)、曽根肇氏(北区・定数3)も、市民と野党の共同代表として現有議席を守り抜きました。

 1人区でも共闘の力で議席を勝ち取りました。武蔵野市では、日本共産党の小池晃書記局長が応援に入った立憲民主党の五十嵐衣里氏が初当選。19年の参院比例票と比べると得票数は1万207票増、得票率は22・51ポイント上回りました。小金井市では共産・立民などが推薦する無所属の漢人(かんど)明子氏が、得票数1万8789票、得票率45・40%を獲得し、都民ファーストの会の現職を破りました。


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