2021年7月5日(月)
東京都議選 志位委員長が会見
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日本共産党の志位和夫委員長は5日未明、4日投開票された東京都議選で現有18議席の獲得が明らかになった時点で記者会見し、次のように述べました。
一、現有18議席の獲得が明らかになったことは大変重要な勝利です。ご支持いただいた都民のみなさん、コロナ禍の下、奮闘していただいた支持者、後援会員、党員のみなさんに、心から感謝申し上げます。
一、今度の選挙、私たちは、感染拡大の下で、五輪・パラリンピックを開催していいのかということを正面から問いかけてたたかいました。
五輪よりも命を優先する政治が必要だということ、五輪は中止し、コロナの収束にあらゆる力を集中させるべきだということを訴えてたたかいました。国民の命がかかった大問題だとして、共産党としてこれを正面から訴え、国民の命を守る論陣を張ったことに対し、とても大きな手ごたえを感じています。
一、私たちは、新型コロナウイルス対策として、感染収束のためにワクチンの迅速で安全な接種と一体に大規模なPCR検査をやること、そして十分な補償と生活支援を行うこと、医療機関に対する減収補てん、ケアに手厚い政治をということを訴えました。こうしたコロナ対策についても多くの共感が得られたと考えています。
一、私たちは、都政の四つのチェンジを訴えてこの都議選をたたかいました。
一つはケアに手厚い都政をつくるという点です。ここでは小池都政が進める都立・公社病院の独立行政法人化をやめ、都立病院は直営のまま拡充をということを訴えました。
二つ目として「稼ぐ東京」の下で一握りの大企業の利益優先の都政ではなく福祉・暮らし第一の当たり前の都政への転換を訴えました。
三つ目としてジェンダー平等の東京、個人の尊厳を大切にする政治の実現を訴えました。
四つ目に、平和の問題では、米軍ヘリによる超低空飛行の問題など、米軍の横暴勝手をやめさせて平和の東京つくると四つのチェンジを都政の問題で訴えてたたかいました。
どの訴えも、それぞれ手ごたえがありました。わが党の都議選で訴えた政策の内容、政治姿勢は、これは的確なものであり、都民のみなさんの利益にかなった方針を掲げたというふうに思います。
掲げた公約の実現のために頑張り抜きたいと決意を新たにしています。