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2021年7月4日(日)

県都2市議選きょう告示 11日投票

党7氏 議席増へ全力 市長選には谷川氏

奈良

写真

(写真)中島市議候補(左)とともに訴える大門みきし参院議員=1日、奈良市

 奈良市議選と同市長選が4日告示(11日投票)されます。

 市議選は定数39に対し47人が立候補を予定し、▽日本共産党7人▽自民11人(推薦含む)▽公明7人▽維新4人などが争う大激戦の様相です。日本共産党の北村たくや(51)、山口ひろし(56)、井上まさひろ(67)、山本直子(61)、白川ケンタロー(38)=以上現=、ますい隆志(56)、中島かつじ(49)=以上新=の各候補が、2議席増へ全力を挙げています。

 市議選も市長選も、キーワードは「命を守る」。「五輪よりも命を、コロナ抑え込みに全力を」「県域水道一体化ストップ、命の水を守れ」や「市職員削減やめ、命・暮らし優先に」など党7候補の訴えは共感を広げており、街頭では飛び入りで応援演説をする人もいます。

 「日本共産党対自公維」の対決構図が鮮明になる中、「共産党は大丈夫」などの他陣営の攻撃も激化。日本共産党は「このままでは後退の可能性もある」として対話、支持拡大などの飛躍に総力で取り組んでいます。

 市長選は、「明るい革新奈良市政をつくる会」の谷川かずひろ氏(42)=日本共産党推薦=が奮闘中。他4人が立候補する予定です。


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