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2021年7月1日(木)

柔軟な学生支援策を

青森 高橋議員に弘前大学長

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(写真)福田学長(左から2人目)と懇談する(その右から時計回りに)高橋、さいとう、安藤の各氏=30日、青森県弘前市の弘前大学内

 日本共産党の高橋千鶴子衆院議員は30日、青森県弘前市にある高橋氏の母校・国立大学法人弘前大学を訪れ、福田眞作学長と懇談しました。安藤晴美県議、さいとうみお衆院1区予定候補が同席しました。

 福田学長は、経済的困難を理由に就学を断念する事態を回避したいと、「教材費支援金の給付」や大学独自の「生活支援奨学金」、学生に大好評の「100円昼食・夕食」、「学内アルバイト学生支援事業」など実施してきたさまざまな支援策を紹介。

 「コロナ禍で保護者の家計も苦しい状況です。学生の家庭事情や、子どもの数を考慮するなど(柔軟な)国の学生支援制度が必要では」と福田学長。高橋氏は「本当ですね。学びを諦めない制度の改善が必要です」と応じました。

 懇談では、弘大付属病院長だった福田学長から、弘大病院の現状と課題、高橋氏が国会で繰り返し指摘してきた地域医療、医師不足の問題や医学部定員増、地域枠についても意見交換しました。

 最後に福田学長は「共産党は、国立大学についてどのような考えを持っていますか」と尋ね、大学の予算状況や研究費を削られていることへの危機感を訴え、運営費交付金の増加を求めました。

 高橋氏は「共産党は一貫して国立大を含め公的機関の維持を訴えています。国民もコロナ禍で公的機関の重要性を感じています。これからも、国の支援を求め頑張ります」と応じました。


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