2021年6月29日(火)
五輪動員 76%中止
埼玉の小中高 6万6080枚
埼玉県内の小中学校や高校に配布を予定していた東京五輪・パラリンピックの「学校連携観戦チケット」について、全体の76%の6万6080枚がキャンセルとなったことがわかりました。
チケットは、県内38市町村の小中学校、県立学校115校、私立学校6校などに8万6866枚配布される予定でしたが、さいたま市や川越市、朝霞市などからキャンセルが相次いでいました。
県が23日に発表した資料によると、すべてをキャンセルしたのは27自治体と県立学校10校、一部をキャンセルしたのは8自治体と県立学校34校に上ります。23日時点で観戦を予定しているのは一部キャンセルしたところも含め、川口市や新座市など11自治体、県立学校105校、私立学校6校です。
日本共産党は、党県委員会新型コロナウイルス感染症対策本部と同県議団が大野元裕県知事に行った申し入れや、各自治体の議員らの議会質問などで、子どもの五輪観戦動員中止を求めていました。