2021年6月19日(土)
都議選
共産党支持崩しの攻撃
自民・公明・都ファ
政策抜き「大丈夫」論の本質
大激戦となっている東京都議選(25日告示、7月4日投票)で、日本共産党候補が「当落線上の大接戦」の最中にあり、その押し上げに総力をあげています。ところが少なくない選挙区で、「共産党は大丈夫」「○○候補は大丈夫」といった「大丈夫」論が自民・公明・都民ファーストなどを中心に他陣営から意図的に流されています。
現職区はもちろん、新人候補が立候補している選挙区でも口コミで流されている異常さです。また、公明新聞は連日報道している選挙区情勢で、必ず「共産候補はトップを走る」「抜け出た」「当選圏に入った」などと根拠も示さず書き立てています。
この「大丈夫」論の本質は、政策論戦では共産党を批判することができないために、政策抜きに共産党への支持をやめさせようとする卑劣な共産党攻撃にほかなりません。
日本共産党都議団は、「都議会野党第1党」として、都民の願いを実現するかけがえのない役割を果たしてきました。コロナ封じ込めの対策を何度も都に提言。1月からいち早く五輪中止でコロナ対策に集中するよう求めてきました。13年、17年都議選で躍進した力で認可保育所を1410カ所も増やしました。ジェンダー問題でも、痴漢の実態調査をもとに対策を要求、校則問題でも理不尽なありかたをただしてきました。
こうした役割を果たしてきた共産党都議団への1票を、医療破壊、大型開発優先の自民・公明・都ファにくずさせるわけにはいきません。
現時点での日本共産党の活動の到達点は、「現有議席確保にかなりの距離がある」のが実際のところです。とくに宣伝、対話・支持拡大の遅れを打開する「二つの大作戦」に全力をあげています。同時に、党の主張や実績を有権者に浸透させることができれば、前進・躍進は十分に可能です。
「大丈夫」論攻撃を打ち破り、24日までに遅れを挽回する「二つの大作戦」に取り組みましょう。