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2021年6月1日(火)

要求実現 政権交代で

建交労共産党後援会が集い

山添議員講演

写真

(写真)あいさつする建交労党後援会の角田会長=30日

 建交労日本共産党後援会は5月30日、総選挙・都議選での日本共産党の前進と、市民と野党の共闘による政権交代をめざしてオンラインの集いを開きました。

 角田季代子会長(建交労委員長)は「私たちはコロナ禍でエッセンシャルワーカー(国民生活を支える労働者)と呼ばれるが、新自由主義経済で痛めつけられてきた。運動を前進させ、野党共闘による政権交代で、未来に展望を開こう」とあいさつしました。

 講演した日本共産党の山添拓参院議員は、コロナ禍に対する菅政権の無為無策と迷走を指摘し、「ワクチン接種の前倒しを自治体に押し付け、混乱で取り残される人が出ている。政府が責任をもって体制をつくるべきだ」と、ワクチン、検査、補償の重要性を強調しました。

 そのため東京五輪は中止すべきだとし、都議会でも中止を求める共産党と、都民の反対をかえりみずに開催に固執する自民、公明、都民ファーストとの対決構図が鮮明になっていると指摘しました。

 全国の参加者から、「福岡県大牟田市が保健所機能を県に返上してしまい、コロナ禍で大変なことになった。保健所を復活させたい」「新潟では大雪でJRが止まった。災害後に路線を復旧してほしい」「中小企業は消費税増税がきつい。5%に引き下げてほしい」などの発言がありました。

 山添氏は「大企業優遇などを是正しようという声が野党のなかに広がっている。政権交代が、みなさんの要求を実現する確かな道だ」と答えました。


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