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2021年5月25日(火)

「五輪実現のため犠牲払わねば」

バッハ会長

 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が「五輪の夢を実現するために、誰もがいくらかの犠牲を払わないといけない」と発言していたことが、24日までにわかりました。インドのPTI通信によると、バッハ会長は国際ホッケー連盟のオンライン総会で発言しました。

 今夏の開催に反対する多くの国民の批判を招く発言です。これを受けて国内のツイッター上では、「東京五輪のバッハ会長」がトレンド入り。検索用の目印となる「#(ハッシュタグ)」を冒頭につけた「#五輪中止の決断を」「#IOCに抗議します」「#IOCは何様だ」などの投稿が相次いでいます。

 日本共産党の志位和夫委員長は23日、「『誰もが犠牲』を払う五輪に開催する意義はない」とツイートしました。

 21日には、東京五輪の準備状況を監督するIOCのジョン・コーツ副会長が、緊急事態宣言下でも大会を開催できるとの認識を示し、多くの批判を受けました。


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