2021年5月4日(火)
中小の技術支援課題
高橋氏 長期優良住宅めぐり
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長期優良住宅法等改正案が4月27日の衆院本会議で、全会一致で可決されました。日本共産党の高橋千鶴子議員は23日の衆院国土交通委員会で、「ひとに優しい住宅でこそ長く住める」と質問しました。
長期優良住宅は、住宅の長寿命化のため、耐震や省エネ性能等を含む30年以上の維持保全計画の認定を受けた住宅に対し税制等の優遇を行う制度です。
高橋氏は、自治体が行う住宅リフォーム助成制度への評価を質問。赤羽一嘉国交相は「一軒の住宅は私的財産でも、何軒も連なると公共的な性質があり、支援が必要だ」と答弁しました。高橋氏は、「国の推進事業では中小事業者の受注は1割のみ。技術面の支援や周知が課題だ」と指摘。国交省の和田信貴住宅局長は「中小工務店への技術取得を支援したい」と答えました。