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2021年4月30日(金)

「政権交代で学術発展」

大学人と共産党がつどい

田村副委員長講演「野党共闘を前に」

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(写真)大学人と日本共産党のつどいで講演する田村智子副委員長=29日

 日本学術会議への菅義偉首相による人事介入など、学問研究をめぐる問題が深刻さを増すなか、日本共産党の躍進で希望ある新しい日本を切り開こうと、大学人と日本共産党のつどいが29日、オンラインで開かれ、1200人超が視聴しました。主催は、全国学者・研究者日本共産党後援会。

 田村智子日本共産党副委員長・参院議員が講演しました。田村氏は、戦略のない政府の新型コロナ感染症対策を批判し、「精神論ばかりで、科学的立場に立たない政権の弱さが表れている」と指摘しました。

 さらに、さまざまなジェンダー研究に学んで社会的構造の改革を訴えた国会質問の経験から、「学術の発展と政治の発展の太いつながりを実感した」と紹介。国会での菅首相の学術会議会員任命拒否問題の追及では、政権側が誤りを一切認めないなか、多くの学者・研究者が抗議の声を上げ続けていることが支えになっていると述べ、「学術の役割がこんなにも求められている時だからこそ、菅政権を許さないという大きな運動へとますます発展させていける」と展望しました。

 解決の道は「政権交代」にあると強調し、「皆さんと深め合いながら、科学的社会主義を掲げる共産党の魅力を輝かせ、野党共闘を前に進め実現したい」と訴えました。

 大山とも子東京都議団長が目前に控えた東京都議選勝利に向けてあいさつ。同後援会代表世話人の宮地正人東京大名誉教授と事務局長の萩原伸次郎横浜国立大名誉教授が、それぞれ開会、閉会のあいさつをしました。


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