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2021年4月29日(木)

国民投票法 与党改定案

採決許されぬ

穀田氏

写真

(写真)記者会見する穀田恵二国対委員長=28日、国会内

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は28日、国会内で記者会見し、衆院憲法審査会で審議されている与党提出の改憲国民投票法改定案の採決は許されないと表明しました。

 穀田氏は、もともと国民投票法改定案は、3年前、自民党が安倍改憲のため憲法審査会を動かす「呼び水」として提出したものだと指摘したうえで、野党と市民のたたかいで安倍改憲に反対し、投票法案の採決を8国会にわたって許してこなかったことの意味は大きいと表明。そのうえで、この間の憲法審査会での議論では、最低投票率やCM規制の問題など国民投票法の根本的欠陥が議論となり、「公選法並び」でいいのかという問題も提起もされ、審議は尽くされていないとして、「根本問題を脇に置いて採決することは許されない」と述べました。


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