2021年4月8日(木)
接種改善へ野党チーム
コロナワクチン 国対委員長が合意
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日本共産党、立憲民主党、国民民主党の国会対策委員長は7日、国会内で会談し、「ワクチン接種フォローアップ野党合同チーム」を立ち上げることを決めました。
合同チームは、新型コロナのワクチンの確保・供給・接種状況を把握し、国民に情報提供するとともに、自治体の協力も得て問題点の改善を政府に求めていくもの。PCR検査の目詰まりについても総点検することを確認しました。
立憲民主党の安住淳国対委員長は記者会見で、「ワクチン接種は国民の最大の関心事だ。ところがワクチンは全国民の0・8%しか接種できておらず、変異株の感染が増加する中でPCR検査の拡充も十分でない」と指摘。「日本経済の再浮上、国民生活を取り戻すためにも、ワクチン接種のフォローアップをしていきたい」と述べました。
日本共産党の穀田恵二国対委員長は、政府の対応について、「とりわけ遅れているのは事実を明らかにして情報を公開することだ」と指摘。「PCR検査の拡充や十分な補償、医療機関への減収補填(ほてん)をはじめとした対策と一緒に進めていきたい」と表明しました。
合同チームは同日、初会合を開き、座長を長妻昭衆院議員(立民)、副座長を中島克仁(立民)、宮本徹(共産)、浅野哲(国民)の各衆院議員とすることを決めました。