2021年4月2日(金)
志位委員長が着任のフランス大使と懇談
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日本共産党の志位和夫委員長は1日、党本部でフィリップ・セトン駐日フランス大使の着任あいさつの訪問を受け、懇談しました。
志位氏は、大使の来訪を歓迎したうえで、国内外の情勢と日本共産党の見解についての質問に答えました。
志位氏は、来たる国政選挙で政権交代を目指す野党共闘の進展、コロナ禍での国民の命と暮らしを守る活動、東京オリンピック開催問題について述べました。
大使は、コロナ禍のもと世界各地で地域的、経済的格差が拡大している現状について発言。志位氏は、格差を助長し地球環境を破壊してきた資本主義そのものに限界があるとの党の立場を説明し、コロナ問題と日本と世界の展望を示した党創立98周年記念講演(英訳)を渡しました。
志位氏は、ミャンマー国軍による国民弾圧など国際問題についても党の見解を説明し、人権侵害に対しては国際法に基づく対応が必要だと述べました。
大使は、人権侵害に対するフランス政府の立場を説明しました。
懇談には緒方靖夫副委員長、藤田文常任幹部会委員、仏大使館からジャンバティスト・ルセック公使、クリスティーン・カロル参事官が同席しました。