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2021年4月1日(木)

弾圧抵抗議員と交流

ミャンマー議連 小池・井上氏が参加

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(写真)ミャンマー問題のオンライン懇談会に出席する小池書記局長(左)と井上参院議員(そのとなり)=31日、参院議員会館

 クーデターで権力を握ったミャンマー国軍が抗議デモへの弾圧を続ける中、超党派の国会議員でつくる「ミャンマーの民主化を支援する議員連盟」は31日、ミャンマーの連邦議会議員の代表とオンラインで交流する国際会議を開きました。衆参の議員約30人のほか東京駐在の各国大使館の職員らが国会内に集まり、日本共産党から小池晃書記局長と井上哲士参院議員が参加しました。

 弾圧に抵抗する国民民主連盟(NLD)の議員などが立ち上げた連邦議会代表委員会(CRPH)のピューピューティン議員は、「日本を含めた国際社会は軍の権力を認めないでほしい。軍の利益になるような経済行動は中止してほしい。選挙で選ばれた私たちの組織がつくる政府を認め、支持してほしい」と強調。「少数民族の人たちと手を携え、民主化に向かってたたかい続けます」と述べました。

 ミャンマー国軍による市民の殺害が日増しに強まる中、都市部では重火器を使ったデモ制圧が行われ、幼い子どもたちまで命を奪われている状況などが報告されました。

 井上氏は、日本政府はミャンマーへの政府開発援助(ODA)の新規案件を凍結したが、既存の案件も国軍の利益になっているのではないかと質問。ピューピューティン氏は、軍事政権は統治能力を失っているとして、「選挙で正当に選ばれた国民の代表である私たちが、まもなく組織する政府に対し支援してほしい」と答えました。


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