2021年3月10日(水)
変異株感染251例に 厚労省
20都府県に拡大
新型コロナウイルスの変異株感染が全国各地に広がっています。厚生労働省は5日、変異株の感染者数が251例(国内194例、空港検疫57例)確認されたことを発表しました。感染が確認された地域は、20都府県となっています。
変異株感染者数の内訳をみると、最も多く確認されたのが埼玉県40例です。続いて、兵庫県の37例、新潟県の31例、神奈川県の15例、東京都の14例、大阪府の12例、京都府の9例、静岡県の7例、福島県・鹿児島県の5例、岐阜県の4例、群馬県・岡山県の3例、山梨県・滋賀県の2例、茨城県・栃木県・千葉県・石川県・長野県の1例となっています。
緊急事態宣言が1日に解除された6府県のうち、愛知県と福岡県では変異株の感染が確認されませんでした。
愛知県は、地方衛生研究所で実施する行政検査で確認された新型コロナウイルスの陽性者について、ほぼすべてを変異株を検出するためのPCR検査の対象としているといいます。