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2021年3月8日(月)

“選択的夫婦別姓は国民的課題”

自民党埼玉県議会議長が丸川氏らに反論

 丸川珠代参院議員(現男女共同参画担当相)ら自民党国会議員50人が同党所属の県議会議長らに選択的夫婦別姓への反対を求める文書を送った問題で、文書を受け取った田村琢実埼玉県議(県議会議長)が3日付のブログで反論しています。田村氏は選択的夫婦別姓制度に賛成を表明しています。

 田村氏は同ブログで、問題の文書に名前を連ねた国会議員が「圧力をかけたつもりはない」などと述べたことに対し、「私は一貫して『圧力になりかねない』と答えています」と批判。「圧力を感じるか感じないかは受け取った側の意思であり、送付された側がこのような創造(ママ)性もないことに疑問を感じる」とし、「そのような創造性がないからこそ、選択的夫婦別姓への理解ができないのかもしれませんが」と皮肉っています。

 また、同制度に賛成する田村氏に「共産思想をすりこまれているのか」「共産党がやっていることに自民党が手を貸すのか」といった意見が寄せられていることに対して、「選択的夫婦別姓制度のどこが共産思想なのか」と反論。「共産党が推進していることでも国民的課題であるならば施策の遂行は必要だと思います。一概に決めつける方が、民主主義の思想からは遠いものと思います」と述べています。

 丸川氏らは田村氏の正論にどう答えるでしょうか。(日)


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