2021年3月7日(日)
2021国際女性デー
声上げ変えよう 各地で集会
愛媛 性暴力をなくしたい
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3・8国際女性デー111周年・第61回愛媛中央集会(主催=国際女性デー愛媛中央集会実行委員会)が6日、松山市で開かれ、64人が参加(オンライン含む)しました。
今回は「性暴力をなくしたい―私のからだは私のもの―」をテーマに、「フラワーデモ松山」の発起人、野中玲子さんが活動報告。「えひめ性暴力被害者支援センター」の開設に尽力した射場和子弁護士が「フラワーデモを通して考える・性暴力被害者にも加害者にもならないために」と題して講演しました。
来島頼子実行委員長はあいさつで、今集会がフラワーデモで出会った新しい仲間とともに開催されることを歓迎しました。コロナ禍の下、医療の最前線等で働く、女性が多く従事するケア労働が低賃金に抑えられる背景に、女性労働を家計補助とみなす性差別と、それを放置する政治があると指摘。「声を上げれば変えられると、フラワーデモから力をもらっています。女性は黙っていません」と述べました。
野中さんは、フラワーデモの現場につらくて来られない仲間も多くいると述べ「その人たちの思いも込めて、私たちは立ち続けます。私たちも、あなたも一人じゃないという思いで続けていきたい」と話しました。