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2021年3月6日(土)

接待問題 総務省の問題として解明を

田村政策委員長が指摘

 日本共産党の田村智子政策委員長は5日の記者会見で、総務省幹部が放送や通信の事業者から接待を受けていた問題について問われ、「直接の利害関係者である事業者とズブズブの関係で、異常な癒着、付き合いをしていたという問題であり、徹底した究明が必要だ」と語りました。

 田村氏は、4日の参院予算委員会で、NTTから接待を受けていた山田真貴子前内閣広報官(当時、総務審議官)に事実確認をするかと質問した際、加藤勝信官房長官が「すでに退任しており、事実確認する立場にない」と答弁したことに言及。「これは個人の倫理法違反の問題だけではなく、放送や通信などの事業に強い権限をもつ省庁の幹部が、利害関係のある事業者と異常な付き合いをしていたという問題だ」として、退任した山田氏への調査を行うべきだと指摘。「総務省の組織全体の問題だ。公務員個人の問題にするのは、はき違えている」と批判しました。


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