2021年2月26日(金)
志位委員長 新韓国大使と懇談
|
日本共産党の志位和夫委員長は25日、党本部で姜昌一(カン・チャンイル)駐日韓国大使の着任あいさつの訪問を受け、懇談しました。
姜氏は在任中に日韓関係を改善するために力を尽くしたいと述べ、そのための協力を要請しました。
志位氏は姜大使の着任に祝意を述べ、歓迎しました。両氏は日韓・韓日議員連盟の活動を通じて交流してきた旧知の間柄です。
この機会に両氏は、徴用工、日本軍「慰安婦」問題を含む日韓関係の現状について意見交換しました。
大使はこれらの問題について、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が新年記者会見で述べた内容について説明しました。
志位氏はこれらの歴史問題の解決のためには、日本による過去の植民地支配に対する真剣な反省を土台として、被害者の名誉と尊厳が回復されることが最も大事だと述べました。特に「慰安婦」問題について、(1)被害者の心に届く謝罪(2)その証しとしての賠償(3)後世に真実を伝える歴史教育―の3点が不可欠だと述べました。
両氏は日韓両国間で若者をはじめとした草の根の民間交流を進めていくことについても話し合いました。
懇談には日本共産党から緒方靖夫副委員長・国際委員会責任者、笠井亮衆院議員・同副責任者ら、韓国大使館から張倞銀(チャン・ギョンウン)1等書記官らが同席しました。