2021年2月7日(日)
森暴言に「黙らない」
駐日大使館 投稿が続々
|
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(元首相)の女性蔑視発言に国内外から怒りが巻き上がるなか、欧州各国の駐日大使館などが続々とツイッターに「黙らないで」のハッシュタグとともに片手をあげて抗議を示すとみられる写真を投稿し、話題になっています。
各国駐日大使館やEUの大使館である駐日欧州連合代表部は「#DontBeSilent(黙らないで)」、「#GenderEquality(ジェンダー平等)」、「#男女平等」のハッシュタグを付けて、大使館の職員が片手をあげたポーズの集合写真を投稿しています。
ポルトガル大使館は「駐日欧州連合代表部およびEU加盟各国の駐日大使館とともに、#DontBeSilentイニシアティブに賛同します」とメッセージを発信しています。このほかアイルランド、スウェーデン、ドイツ、ノルウェー、フィンランドなどの駐日大使館が同様の写真を投稿しています。
国連広報センター(UNIC Tokyo)も「沈黙を打ち破ろう。誰かが一線を越えたら、声を上げよう。家父長制への無言の迎合は、受け入れてはいけません」とツイート。森氏の発言への批判が国際的に広がっています。
一連の運動に日本共産党の志位和夫委員長もツイッターで「私も連帯します」と表明しています。