2021年2月5日(金)
沖縄・浦添市長選
軍港阻止 命守る市政に
伊礼氏必勝へ「3日攻防」猛奮闘
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7日投票の沖縄県浦添市長選は、最終盤の「3日攻防」に突入しました。同市西海岸への米軍の新軍港の建設阻止を目指す前市議の伊礼ゆうき候補(38)=無所属新=は、幅広い市民・団体・政党の支援を受けて、新軍港建設を容認する現職(自民・公明推薦)との激しい一騎打ちを制するため猛奮闘しています。
4日、伊礼候補の勝利で「希望ある浦添市をつくっていこう」と市内の街頭で女性集会が開かれました。
伊礼候補は、市民との公約を裏切り、日米両政府の言いなりに新軍港建設を容認する現職を批判。軍港反対を貫き「(市民の)思いが尊重される浦添市を必ず実現する」と訴えました。
新型コロナ対策では「オール沖縄」の玉城デニー県政と力を合わせ、PCR検査体制を拡充することなどを掲げ、市民の「暮らしと命に責任を持つ」市政実現への決意を述べました。
伊礼候補は、市民の一票が「必ず政治を変える」と強調。必勝を目指して「最後まで全力で頑張る」と力を込めました。
親子連れで集会に参加した女性(34)は「海を守りたい。軍港建設反対」と語り、伊礼候補に期待を寄せました。