2021年1月24日(日)
鳥取県が社会的検査へ
医療機関・福祉施設にPCR
鳥取県の平井伸治知事は21日、記者会見を開き、新型コロナ感染増大地域でPCRの社会的検査を行う方針を明らかにしました。
平井知事は、特定の地域やグループで、ウイルス量が多い(感染力が強い)感染者が複数人発生した場合、感染増大警戒情報を発令し、住民に感染予防対策の徹底を呼びかけるとともに、その地域での医療機関・福祉施設の従事者、利用者に対し、広く行政検査(全額県費)を行うと発表しました。
具体的には、知人間での感染拡大や飲食店や施設などでのクラスターが発生した際、その中に複数人のウイルス量が多い感染者がいた場合、市町村単位、東・中・西部、全県などが発令地域の対象となります。
日本共産党の市谷知子県議は「党として感染集積地での面的な検査と社会的検査を求めてきたが、いち早く感染拡大の芽を見つけ、そこに社会的検査を行うことは、県として大きな一歩を踏み出すことになる」と評価しました。