2021年1月20日(水)
希望の浦添市政へ全力
伊礼予定候補が市長選政策 沖縄
「軍港を必ず止める」
沖縄県浦添市長選(31日告示、2月7日投票)に幅広い市民団体や政党の支持を受けて立候補予定の伊礼ゆうき市議(38)は19日、市内で記者会見を開き、政策を発表しました。伊礼予定候補は「市民と向き合い、命と暮らしを守る浦添市をつくる」と決意を語りました。
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現市長が市民の願いに背いて公約を破り、日米両政府の言いなりで容認する米軍那覇軍港(那覇市)の浦添市西海岸への移設(新軍港建設)について、伊礼予定候補は貴重な自然の残る海を「権力者が一方的に埋め立てて軍港を造ることを許すことはできない」と強調。「軍港を必ず止める」と力を込めました。
新型コロナウイルス対策では、必要な人が必要なときにPCR検査を受けられる体制の構築、医療・福祉・介護施設などでの定期的なPCR検査などを公約。非正規労働者、フリーランス、文化芸術関係者、学生の生活を直接支援し、国の持続化給付金などの複数回支給を県や他自治体と協力して国に求め、「市独自の施策も検討する」としています。
子ども医療費を高校卒業まで無料化し、医療費の窓口払いをなくすことや、子どもの貧困解消へ、就学援助制度の拡充、返済のいらない奨学金制度の創設も掲げています。
男女共同参画の推進や性の多様性が尊重される社会の実現に向け、「条例制定を一刻も早く進める」ことも訴えました。
伊礼予定候補は、希望ある新しい市政の実現へ市民とともに「全力で頑張る」と述べました。