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2021年1月19日(火)

東京五輪「立ち止まって、ゼロベースから検討を」

志位氏

 日本共産党の志位和夫委員長は18日の記者会見で、菅義偉首相が施政方針演説で東京五輪を開催すべく準備を進めると語ったことへの見解を問われ、「国内外の感染状況、ワクチンの接種状況、あるいは五輪を開催した場合の医療体制などのさまざまな問題に照らして、政府として『五輪開催ありき』ではなく、ゼロベースから立ち止まって開催の是非を含めた検討が必要な段階にきている」と強調しました。

 また、五輪開催までに人類がコロナに打ち勝てると思うかとの質問に、志位氏は「いまの感染状況の中でコロナ収束が可能なケースは、結局はワクチン接種による集団免疫(の達成)しかない」と指摘。世界保健機関(WHO)のソーミャ・スワミネイサン主任科学者が11日の会見で「2021年中にいかなるレベルの集団免疫にも達しない」との見解を明らかにしたことを示し、「これは非常に大きなファクター(要素)だ」と指摘しました。


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