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2021年1月10日(日)

沖縄県、時短要請を延長

新たに2市対象 協力金80万円

デニー知事会見

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(写真)記者会見するデニー知事=8日、沖縄県庁

 沖縄県の玉城デニー知事は8日の県庁での記者会見で、新型コロナウイルス感染症拡大を抑えるため、那覇市など県内5市の飲食店・遊興施設に11日まで要請している時間短縮営業(午前5時から午後10時まで)の期間を再び延長すること、対象とする市の追加、新たな協力金の支給を発表しました。

 延長期間は12日から31日まで。12日からは石垣、宮古島の2市も対象で、同期間で要請に応じた事業者に80万円を支給します。

 県は当初、時短営業の要請を先月17日から同28日までの期間で那覇、浦添、沖縄の3市で開始。しかし同25日から名護、宜野湾の2市を追加し、期間を今月11日までに延ばしていました。

 東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県を対象とする新型コロナ感染症拡大防止のための政府の緊急事態宣言を受け、沖縄県は1都3県との不要不急の往来の自粛なども呼びかけています。

 デニー知事は「医療体制を崩壊させないためにも、感染拡大を食い止める必要がある」と強調しました。

 米軍関係を除く県内の新規感染者は8日、82人と発表され、累計は5759人。1日当たりの感染確認が80人を超えたのは、昨年8月14日以来です。在沖縄米軍関係の感染は、4基地で計9人と発表され、累計737人となりました。


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