2021年1月4日(月)
自然豊かな海守って
沖縄・浦添 伊礼氏ら訴えに反響
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沖縄県浦添市の西海岸への新軍港建設の阻止を目指し、浦添市長選(31日告示、2月7日投票)に立候補する予定の伊礼ゆうき市議(38)と市民らは同海岸で3日、シールアンケートによる対話や宣伝を行いました。伊礼氏は「きれいな海を埋め立てさせない。子どもたちの未来に、軍港ではなく自然豊かな海を」と訴えました。
シールアンケートは新型コロナウイルスの感染予防対策を取った上で実施。30人が応じ、「(海を)埋め立てて軍港にする」ことに賛成を選んだ人はいませんでした。「海はそのまま守ってほしい」「(軍港建設は)観光にとってもマイナスだ」などの声が上がりました。
伊礼氏は、経済を発展させていくためにも軍港建設を止め、「自然を生かして持続可能な社会を実現していく」と強調しました。
伊礼氏には、家族連れの母親から、子どもたちが夢をかなえられるように「学費を安くしてほしい」との声や、中学生からは通学用などのバス代を「無料にして」といった期待が寄せられました。
伊礼氏は、市長選の必勝を目指し、今後も「市民・県民とどんどん対話して、未来の浦添・沖縄の姿を一緒に考えていく」と決意を述べました。