2021年1月3日(日)
新しい年 新しい浦添に 子のために軍港阻止
沖縄 伊礼市長予定候補が宣伝
31日告示
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沖縄県浦添市長選(31日告示、2月7日投票)に幅広い市民団体や政党の支援を受けて立候補する予定の伊礼ゆうき市議は1日、必勝をめざし、市内で街頭宣伝しました。子どもたちの未来のためにも、戦争のための新軍港建設を阻止し、一人ひとりが大事にされる「新しい浦添市をともにつくろう」と呼びかけました。
伊礼氏は、対決する現市長が容認する米軍那覇軍港(那覇市)の浦添市西海岸への移設(新軍港建設)は、日米両政府による基地押し付けであり「絶対に許さない」と強調。軍港建設で海を埋め立てるより「自然を守り生かして経済発展を」と訴えました。
コロナ禍で仕事を失う人や就職できない若者、健康不安を抱える高齢者が増え、医療現場が逼迫(ひっぱく)している現状も指摘。医療・検査体制の拡充など新型コロナ対策の強化を掲げ「暮らしや命を守る」と力を込めました。ジェンダー平等の多様性を認め合う社会の実現も主張しました。
3人の子どもを育てる女性(38)は演説を聞き、伊礼氏が子育て世代の声を政治に反映することを「期待している」と語りました。