2020年12月29日(火)
この美しい海 残して
新軍港建設反対 伊礼氏と若者ら対話
沖縄・浦添
沖縄県浦添市の西海岸への米軍の新軍港建設が大争点となる浦添市長選(来年1月31日告示、2月7日投票)に立候補する伊礼ゆうき市議(38)を支援する市民有志らは、同西海岸で27日、シールアンケートで対話に取り組みました。参加した伊礼氏は海を眺める若者らに「目の前に広がるきれいな海を守りたい」と訴えました。
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シールアンケートは新型コロナウイルスの感染予防対策をとった上で実施。対話した61人の中には、「(海を)埋め立てて軍港にする」ことに賛成を選んだ人はいませんでした。
小学生の時に西海岸を訪れ、たくさんの生き物が生息していることを知ったという大学生の女性(20)は、「自然を残してほしい」と力を込めました。
別の大学生の女性(20)は美しい景色が新軍港建設で「なくなってしまうのは悲しい」と語りました。
伊礼氏には、専門学校に進学予定の男性から学費の補助実現や、子ども連れの男性から新型コロナ対策の拡充に期待する声なども寄せられました。
伊礼氏は「市民と一緒につくる浦添市という意味で大変貴重だった」と対話を振り返り、新軍港反対などの市民の願いを胸に、「市長選では勝ちたい」と決意を述べました。