2020年12月20日(日)
「五つの提案」実現こそ
笠井氏「生存権守れ」
神奈川・厚木 沼上氏
神奈川県の日本共産党県央地区委員会は19日、笠井亮衆院議員を迎え、海老名市の小田急本厚木(ほんあつぎ)駅前で街頭演説を行いました。沼上とくみつ衆院南関東比例予定候補も訴え。立憲民主党の後藤祐一衆院議員が連帯のメッセージを寄せました。
笠井氏は、政府がコロナ対策で「勝負の3週間」とした期間が過ぎても感染者数が過去最多を更新していることを指摘し、「菅義偉首相が『Go To』にこだわり続けたことで起きた人災」だと強調。「今必要なのは事業者への減収補填(ほてん)や持続化給付金の直接支援だ」と訴えました。また、国民が苦境に立たされているにもかかわらず「自助」を強調する菅首相は「冷酷だ」と批判。「国民の生存権を保障するのが政治の責任。次の総選挙で政権交代を実現し、国民の命と暮らしのための政治に変えよう」と呼びかけました。
沼上氏は「国民は『自助』も『共助』もできる限りやってきたが、それだけではもう限界に来ている。今こそ『公助』が必要だ。コロナ後のよりよい社会をつくるため、市民と野党の共闘で野党連合政権を実現しよう。そのためにも共産党への支援を大きく広げてください」と呼びかけました。