2020年12月15日(火)
暮らし守る政治へ
田村智子氏「福祉中心に」
栃木・佐野 塩川・大内氏
日本共産党演説会が13日、栃木県佐野市内で開かれ、田村智子参院議員・党副委員長、塩川鉄也衆院議員、大内久美子北関比例予定候補らが「党躍進で政権交代を」と訴えました。
田村氏は、「自民党政治は社会保障を金食い虫と扱って削り続けてきた。コロナの広がりで、いまや医療・介護・福祉は崩壊寸前に追い込まれている」と批判。
「社会保障が中心にある社会で何が悪いのか。学術会議介入問題についても、かつて科学者が戦争に協力させられ、日本は破綻寸前まで押しやられた。歴史を見ない菅内閣を倒さなければ、民主主義が壊される」と訴えました。
塩川氏は「100人以上の国会議員が消費税減税を掲げている。また全国知事会が日米地位協定の抜本改定を求めるようになった。共産党躍進こそが政権交代の要だ」と話しました。
大内氏は、原発を廃止する政府の実現を訴えました。
青木弘衆院1区予定候補、岡村恵子同5区予定候補、鶴見義明市議、滝田洋子市議予定候補も訴えました。
栃木市の60代の女性は「医療現場が大変な状態なのに『Go To』を止めない。怒りを感じる」、足利市の70代の女性は「非正規雇用が広がって若者が使い捨てにされている。企業の都合で人間の将来がつぶされるような社会は許せない」と話しました。