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2020年12月11日(金)

米新政権へ書簡直ちに

沖縄新基地反対 渡久地氏が提案

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(写真)質問する渡久地修県議=9日、沖縄県議会

 日本共産党の渡久地修沖縄県議は9日の県議会一般質問に立ちました。2022年4月から実施する中学卒業までの子ども医療費無料化や、同県名護市辺野古の米軍新基地建設阻止に向けて米新政権への働きかけ方、首里城跡の地下にある旧日本陸軍(第32軍)司令部壕(ごう)などを取り上げました。

 渡久地県議は、「オール沖縄」の玉城デニー県政による同医療費無料化は「英断」だと強調。その上で「あと一歩踏み込んで、現物給付にしてほしい」と迫りました。

 謝花喜一郎副知事は「(デニー)知事と調整し、市町村とも確認を取り、検討していきたい」と答えました。

 同新基地建設問題で渡久地県議は、バイデン米新政権に移行するまでの今の時期が大事だと主張。米国の次期政権幹部・連邦議会に対し、県の新基地反対の考え方を伝える「書簡を直ちに送ってほしい」と訴えました。謝花副知事は「しっかり検討していきたい」と答弁しました。

 戦争遺跡ともいえる同司令部壕に関する有識者検討委員会を県が設置したことについて渡久地県議は、設置は壕の保存・公開が前提かと質問。謝花副知事は「その通り」と認めました。保存・公開はこれまで県民世論や党が求めてきました。


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