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2020年12月10日(木)

予備費 3000億円は医療対策に

野党国対委員長 GoTo支出追及へ

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(写真)野党国会対策委員長会談=9日、国会内

 日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社民党の国対委員長は9日、国会内で会談し、政府が予備費3700億円のうち3000億円を「Go To トラベル」に支出することを批判し、感染拡大のもとで医療崩壊を防ぐ医療対策に使うよう求め、11日に開催される衆参予算委員会の理事懇談会で追及していくことで一致しました。

 「桜を見る会」前夜祭をめぐる虚偽答弁で、安倍晋三前首相の国会招致を求めるとともに、鶏卵業界の贈収賄疑惑の真相究明のために吉川貴盛元農林水産相、内閣参与を辞任した西川公也元農水相の国会招致を要求することを確認しました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は、「自民・公明両党は新型コロナの感染が広がっている中で、75歳以上の医療費窓口2割負担と、2倍にしようとしている。到底許されない」と提起しました。これを受けて議論し、野党として「コロナ禍のもとで窓口負担を2倍にすることは許されない。慎重に議論すべきだ」との見解で一致しました。


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