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2020年12月8日(火)

コロナで迷走、疑惑にふた

内閣支持率急落は当然

小池氏会見

 日本共産党の小池晃書記局長は7日、国会内での記者会見で、各紙の世論調査で菅内閣の支持率が急落していることへの受け止めを問われ、「当然のことではないか」として、新型コロナウイルス対策での遅れや迷走、「桜を見る会」前夜祭をめぐる安倍晋三前首相の疑惑の解明に背を向ける菅首相の対応が要因だと強調しました。

 小池氏は、「共同」「読売」などの世論調査で「首相に指導力がない」が増えていると指摘。「指導力がないどころか、コロナ対策は後手後手、右往左往、迷走で、全く『指導』などできていない。『Go To』事業の見直しも都道府県知事に丸投げの無責任状態だ。こうしたことに対する国民の不安、怒りがあるのではないか」と述べました。

 あわせて、「桜を見る会」をめぐる疑惑が急速に広がっているとして、「安倍前首相の証人喚問要求にも応えず、菅首相自らの国会答弁の責任も取らずに国会を強制終了した。疑惑にふたをすると言われても仕方がないような対応だ」と批判。「国民に対する説明から逃げ回り、コロナ対応での迷走を繰り返す姿に多くの国民が失望し、不支持という声をあげているのではないか。菅首相が『そうではない』というのであれば、国会を早期に開いて国民の疑問に正面から答えるべきだ」と語りました。


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