2020年11月20日(金)
「学問の自由」保障せよ 総がかり行動実行委など
「改憲発議反対」署名79万超提出
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菅義偉首相による日本学術会議への人事介入に抗議し、改憲に反対する行動が19日、国会議員会館前で行われました。「改憲発議に反対する全国緊急署名」79万3571人分を野党の国会議員に手渡し、「署名を力に、改憲を許さない声をさらに広げていこう」とアピールしました。
衆院第2議員会館前を中心に、1000人(主催者発表)が集まりました。主催者を代表して、総がかり行動実行委員会共同代表の藤本泰成さんがあいさつ。日本学術会議への人事介入は「民主主義への公然とした攻撃です」と強調。怒りの声を各地であげながら「総選挙を市民と野党の共闘で勝利しよう」と呼びかけました。
千葉県で陸上自衛隊・木更津駐屯地へのオスプレイ配備撤回を求めている金光りえさんは、広範な団体や市民と共同して署名の準備を進めており、「私たちの力で平和な空を実現するために頑張ります」と述べました。
日本共産党の藤野保史衆院議員、立憲民主党の石垣のりこ参院議員、社民党の福島瑞穂参院議員、参院会派「沖縄の風」の伊波洋一参院議員があいさつしました。
藤野氏は、菅政権による「学問の自由」への弾圧は許さないと、たくさんの団体や個人が抗議の声をあげていると指摘。「あらゆる国民の権利への攻撃をはね返すために、力をあわせていきましょう」と呼びかけました。