2020年11月19日(木)
共闘で菅政権倒そう
国民大運動など訴え
|
菅義偉首相による日本学術会議への人事介入撤回をはじめ、さまざまな要求実現を求める国会行動が18日、衆院第2議員会館前で行われました。集まった150人(主催者発表)は、「学術会議の任命拒否は撤回しろ」のコールにあわせてこぶしを上げました。
主催者を代表して安保破棄中央実行委員会事務局長の東森英男さんがあいさつ。「学問の自由」への侵害をはじめ、菅政権の反民主主義、反憲法の姿勢が明確になっていると指摘。コロナ感染も再度拡大するなか、国民の命と暮らしを守る政治をつくらないといけないと語り、「市民と野党の共闘で菅政権を打倒しよう」と呼びかけました。
各団体が決意表明しました。国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)事務局長の舘野豊さんは、衆院農水委員会で採決された種苗法改定案の問題点を発言。この間、同法案に反対する世論が広がっているとのべ、「廃案にすることは可能です」と強調しました。
憲法共同センターの高橋信一さん(憲法会議事務局長)は、菅政権の下で憲法審査会の開催もねらわれていると訴え、「国民は改憲を望んでいません。改憲議論するなという声を広げましょう」と話しました。
全教書記次長の浪岡知朗さんは、少人数学級の実現を求め、財務省前で連日アピール行動をしていると語り、「コロナ禍で、教職員だけでなく保護者や子どもたちも少人数学級の大切さを実感しました。実現のために声を上げ続けます」
日本共産党の藤野保史衆院議員が国会情勢を報告しました。
主催は、国民大運動実行委員会、安保破棄中実委、中央社会保障推進協議会です。