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2020年11月16日(月)

オスプレイ6機参加 群馬・新潟日米演習

来月 最大規模

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(写真)前回の演習で日米共同で行われたオスプレイを使用した救護訓練=2017年3月10日、群馬・相馬原演習場

 陸上自衛隊の相馬原(群馬県高崎市、榛東村)と関山(新潟県上越、妙高両市)の両演習場で12月7日~18日に行う米海兵隊と陸上自衛隊の共同実動演習「フォレスト・ライト」に米海兵隊のMV22オスプレイ6機程度が参加することが15日までに分かりました。

 両演習場での海兵隊オスプレイを使った演習は前回2017年3月に続き2度目。防衛省の群馬県への説明では海兵隊の参加予定は前回より50人増え約500人、自衛隊は100人多い約400人で両演習場での同様の演習では過去最大です。

 防衛省の発表によると、参加する陸上自衛隊は第12旅団第30普通科連隊(新潟県新発田市)。米海兵隊はノースカロライナ州の第8海兵連隊第3大隊、普天間基地(沖縄県宜野湾市)の第265中型ティルトローター飛行隊です。

 第8海兵連隊第3大隊はキャンプ・シュワブ(沖縄県名護市)の第4海兵連隊司令部に配属されます。第4海兵連隊は対中国抑止を想定した、離島の奪取と長距離ロケット砲の配備を担う「沿岸海兵連隊」に改編を予定しています。

 演習には米海兵隊オスプレイのほか陸自CH47大型ヘリ4機、UH60ヘリ2機、AH1攻撃ヘリ2機が参加を予定。相馬原、関山両演習場間を長距離飛行し兵員を投入する「ヘリボン訓練」を行います。

 前回の演習では、参加したオスプレイが横田基地(東京都)に半月以上居座り関東や周辺各県で飛行訓練を繰り返しました。


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