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2020年11月14日(土)

すすきの自粛 補償もっと

札幌中部民商 畠山氏訪問 窮状聞く

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(写真)すすきの十字路交差点に立つ畠山氏=13日、札幌市

 新型コロナ感染者数が7日連続で150人を超えた北海道。日本共産党の畠山和也前衆院議員は13日、道と札幌市が午後10時以降の酒類提供の自粛を要請した日本有数の歓楽街すすきのを調査し、飲食店の窮状と要望を聞こうと、札幌中部民主商工会を訪ねました。

 会員の約4割が、すすきの地区の事業者。2月、鈴木直道知事が全国に先駆けて「緊急事態宣言」を出して以降、「休業するなら補償を」と怒りと要求を束ねてきたと富堂保則事務局長。中小業者には政府の「Go To トラベル」の恩恵は回ってこない、見直しが必要だとする一方、「お酒がメインのスナックは午後10時以降自粛だと商売にならない。支援金20万円(道市折半)ではまったく足りない」と力を込めます。

 「年末の資金繰りが心配。支援金が年末までに届くようにしてほしい」「国に持続化給付金の2度目の実施を求めたい。5割減の減収要件を緩和してほしい」と訴えました。

 「感染拡大防止と営業継続が両立できるよう自営業者が安心して休業できる補償が必要です」と畠山氏。志位和夫委員長が12日に発表した「提言」を渡し、「濃厚接触者に限定した検査でなく、すすきので働く人全体を対象にした定期的な検査を公費で受けられる体制ができるよう頑張ります」と表明しました。キャンセルが相次いでいるホテル総支配人とも懇談しました。


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