2020年10月31日(土)
なくすな大阪市
100万人対話 最後まで
あす住民投票 賛否攻防激しく
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大阪市廃止の是非を問う住民投票はあす11月1日、投開票日を迎えます。「賛否伯仲、最後まで頑張りぬいた方が勝つ」を合言葉に「大阪市をよくする会」は30日、あと5人、10人に「反対」の声を広げようと市内各地で宣伝・対話をしました。
京橋駅前では、ランチタイムに宣伝。マイクや対話で「住民サービス拡充は大阪市を残してこそ。政令市の豊かな財源を命・くらし・教育にフル活用しよう」と訴え。「大阪市をなくしていいのかどうか。あなたの一票で大阪の未来が決まります」と力を込めました。
ビラを受け取った50代女性は「なんでわざわざ大阪市をなくす必要があるの。絶対反対です」と話しました。「賛成、反対…たくさん情報があるので、いろいろなチラシを見て考えています」と、説明に熱心に耳を傾ける男性もいました。
よくする会の福井朗事務局長は、29日の代表者会議で「当日、迷ったまま投票所に来る方もいる。100万人対話運動を緩めず、投票箱が閉まるまでやり抜こう」と訴えました。
一方、大阪維新の会(代表・松井一郎大阪市長)は街頭やビラで、反対派の宣伝は「デマだ」と、市廃止で避けられない住民サービス低下などをごまかすのに躍起。正しい情報を伝えきる攻防が続いています。