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2020年10月29日(木)

なくすな大阪市

豊かな大阪を子や孫に

山中市議団長、平松元市長が訴え

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(写真)訴える山中氏(右)と平松氏=28日、大阪駅前

 「残りわずかになりました。大阪市をなくすのか残すのか、この住民投票。どうか『反対』とお書きになる方を1人でも2人でも広げてください」。住民投票が11月1日に迫る中、日本共産党の山中智子大阪市議団長は28日、大阪駅前で平松邦夫元大阪市長とともに訴えました。

 山中氏は、この間、維新の会による「二重行政の解消」という演出のために、大事な大学や病院が統廃合されたと告発。大阪市が廃止・解体され、半人前の特別区を大事な子や孫に手渡すわけにはいかないと訴え、「大阪市を残し、政令市の豊かで大きな力を今度こそ市民の命・暮らしや商売を守るために使おう。『二重行政』だと言われ、切り捨てられたものを取り戻そう」と力を込めました。

 平松氏は、数の力で何でも自分たちの思い通りに進めようとする維新の会を批判。「民主主義というのは、弱い人たち、少数意見をいかに大事にするかだ。市民と首長・職員が喜びを共有できるような社会をめざすのが行政のあるべき姿だ」と訴えました。

 全大阪生活と健康を守る会連合会会長の大口耕吉郎氏は「コロナ禍で連日深刻な相談が来る。カジノ計画を止め、市民の暮らし・命を守るために、最後の最後まで反対の声を広げよう」と呼びかけました。


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