2020年10月21日(水)
全体主義者に抵抗 プロテストレイヴ声明
国内外で活躍する著名なDJ・アーティストなどでつくる「プロテストレイヴ」は20日までに、菅義偉首相による日本学術会議への人事介入に抗議するステートメント(声明)を出しました。
日本学術会議だけの問題ではなく、「学問の自由および思想や表現の自由、ひいては日本に住む全員の『自由と人権』を脅かす全体主義的な傾向をはらむ問題だ」と強調。
あいちトリエンナーレへの補助金不交付や検察庁法改定をあげ、「いずれも行政府は前例をないがしろにし、執行権を拡大解釈して学問や表現の自由、そして司法など行政府から独立すべき領域にまで手を伸ばして統制を強めようとしている」とのべています。
「ダンスミュージックのキックとベースを通じてそれぞれが自由に踊り、表現することによって、全体主義者の空虚なマスゲームに抵抗する」と結んでいます。