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2020年10月11日(日)

JCJ賞贈賞式

「赤旗」日曜版に大賞

「権力の監視これからも」

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(写真)JCJ大賞の賞状を受け取る「赤旗」日曜版の山本豊彦編集長(中央)ら=10日、東京都千代田区

 優れた報道を表彰する第63回日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞の贈賞式が10日、都内で開かれました。「安倍晋三首相の『桜を見る会』私物化スクープと一連の報道」で2020年度の大賞を受賞した「しんぶん赤旗」日曜版編集部に賞状とトロフィーが贈られました。「赤旗」の同賞受賞は14年、18年以来。大賞の受賞は初めてです。

 選考委員の諌山修氏(ジャーナリスト)は大賞に関して「選考会議では真っ先に満場一致で大賞候補となった。スクープの第一報だけでなく、どの記事も驚くようなものばかりだった」と語りました。

 日曜版の山本豊彦編集長は「ジャーナリズムの役割は権力の監視です。日曜版編集部はこれからも、しつこく、あきらめることなく追及を続けていきます」とスピーチしました。(詳報)

 JCJ賞はこのほか▽三上智恵『証言 沖縄スパイ戦史』▽吉田千亜『孤塁 双葉郡消防士たちの3・11』▽赤木雅子・相澤冬樹「森友問題で自殺した財務省職員の遺書の公開」▽北海道放送「ヤジと民主主義~小さな自由が排除された先に~」―に贈られました。


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