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2020年10月1日(木)

ジェンダー平等社会に

沖縄県議会 島袋県議が質問

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(写真)質問する島袋県議=30日、沖縄県議会

 日本共産党の島袋恵祐県議は30日、沖縄県議会の一般質問に立ち、一人ひとりの多様性を認め、個人の尊厳が守られるジェンダー平等社会の実現などを訴えました。選択的夫婦別姓の導入、LGBT(性的少数者)やSOGI(性的指向・性自認)への差別根絶の重要性を強調しました。

 玉城デニー知事は、「性別に関わりなく個性や能力が十分に発揮でき、多様な生き方を選択できる社会実現に向けて各種の施策をしっかり取り組む」と決意を述べました。

 島袋氏は、同性カップルを公的に結婚に相当する関係と認めるパートナーシップ制度を「県として導入すべき」だと提案。名渡山晶子県子ども生活福祉部長は「導入も含めて検討していく」と答えました。

 島袋氏は、同県沖縄市の泡瀬(あわせ)干潟のラムサール条約湿地登録へ向け、県が計画している同干潟の鳥獣保護区及び特別保護地区への指定に沖縄市側が難色を示している問題についても質問。「泡瀬干潟の自然をしっかり守ることは、行政・政治の責任だ」と訴えました。

 デニー知事は、沖縄市などと「十分に話し合いを進めていく」と答えました。


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