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2020年9月30日(水)

大阪市住之江区医師会

「都」構想反対を決議

 大阪市の住之江区医師会は25日、理事会で、大阪市を廃止し四つの特別区に分割する「大阪都」構想反対を満場一致で決議しました。

 決議書では、地域医療を守る医師会として「特別区の財政難から住民サービスが低下し、地域住民の健康保持に大きな影響が出る」ことを危惧し、「都」構想反対のために立ち上がることとなったと表明。「都」構想が成立すると、(1)大阪市は廃止され、二度と戻れなくなり、税収と保有資産はすべて府に没収される(2)独裁制ゆえに、自治権を有しない(3)特別区は、基準財政需要額に基づく都市機能保持の国庫補助を受給できない(4)府が特別区税収の上前をはねた後で、4特別区に財政調整金を払い下げるため特別区は財源難となる(5)4特別区・府・一部事務組合間で3重行政が発生する(6)基幹産業を持たない大阪府の特別区は財政難となる危険性がある―として、「都」構想反対を決議したとしています。


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