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2020年9月28日(月)

菅政権 副大臣・政務官も大半「靖国」派

安倍改憲右翼政治そのまま

 自民党籍の閣僚20人のうち18人が改憲右翼団体系議員連盟に加盟する「靖国」派が占める菅内閣ですが、同党所属の副大臣・政務官も大半が「靖国」派議員であることがわかりました。

 本紙が入手した二つの改憲右翼団体=日本会議、神道政治連盟(神政連)と連携する議連の会員名簿によると、菅政権で就任した自民党籍の副大臣22人のうち20人、政務官24人のうち18人が、いずれかの議連に所属しています。(表)

 このうち、鷲尾英一郎外務副大臣は日本会議系議連の副幹事長を、中山泰秀防衛副大臣は同議連の幹事を務めています。

 両団体は、いずれも日本の過去の侵略戦争を「自存自衛」「アジア解放」の“正義の戦争”だったと肯定・美化する靖国神社と同じ立場から、「憲法改正」や天皇の靖国神社公式参拝、「愛国心教育」の強化などを主張。政策的に一致する政治家を国政選挙で推薦し、当選後に議連に取り込んできました。

 昨年9月発足の第4次安倍晋三再改造内閣でも、自民党籍の閣僚19人中18人、副大臣22人中20人が「靖国」派議連の加盟議員でしたが、菅政権も前政権の改憲右翼政治をそのまま継承しています。

表

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