2020年9月8日(火)
志位委員長が東ティモール新大使と懇談
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日本共産党の志位和夫委員長は7日、党本部で、新たに着任した東ティモールのイリディオ・シメネス・ダ・コスタ大使のあいさつを受け、懇談しました。
大使は、独立闘争の時期からの支援に感謝するとともに、2002年の独立後の国づくりの現状、特に人材教育、インフラ整備などで国際支援が求められている実情を説明しました。また、同国が核兵器禁止条約署名後の議会での批准を待っている状況にあると述べました。
志位委員長は、大使の訪問を歓迎し、独立闘争指導者のグスマン氏が1999年に訪日した際に東京で同氏と会った思い出を語りました。かつてこの地域を日本軍国主義が侵略した歴史を想起しながら、東ティモールの国づくりへの支援については国会などで取り組みたいと応じました。また、大使の質問に答えて日本の政治状況を説明しました。
両氏は日本と東ティモールの友好・協力の強化と、核兵器禁止条約の発効に向けて力を合わせることで一致しました。
懇談には日本共産党の緒方靖夫副委員長、東ティモール大使館のヌノ・アルバレス・モニズ・マルケス・アルベス参事官が同席しました。