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2020年8月9日(日)

コロナ対策

感染防止 青年の願い PCR検査拡充ぜひ

民青都委員会が都知事に

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(写真)小池知事への要請書を手渡す民青都委員会の(左2人目から)西川、新田両氏と白石都議=7日、都庁

 「新型コロナウイルスの感染拡大防止は青年・学生の切実な願いです」―日本民主青年同盟東京都委員会は7日、日本共産党の白石たみお都議とともに、PCR検査体制の拡充などを求めて、小池百合子都知事宛ての要請書を提出しました。

 西川龍平委員長と新田祐也副委員長が「飲食のバイトを掛け持ちして学費と生活費を稼いでいるが、コロナ禍で仕事に入れず家賃が払えない」(母子家庭の専門学校生)などSNSや街頭で寄せられた声を紹介。

 青年・学生は、飲食や介護・福祉など人と接する仕事をしている人が多いこと、感染しても軽症・無症状の場合が少なくないことを挙げ、感染者の多い地域に居住・勤務する人や、症状のある人が、希望すればすぐにPCR検査を受けられるよう検査体制を拡充してほしいと訴えました。

 同時に、不安定雇用が多いために検査をちゅうちょする状況もあるとし、感染者への「見舞金」など生活不安を取り除く施策をと求めました。

 福祉保健局の担当者は、PCR検査を1日1万件に引き上げることを当面めざしながら、濃厚接触者以外にも検査を広げてきていることなどを説明しました。


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