2020年7月22日(水)

従来の支援にとどまらない対策を

小池書記局長と大牟田市長懇談

（写真）関好孝市長（右）と懇談する小池晃書記局長（左から２人目）ら党調査団＝２１日、福岡県大牟田市

　日本共産党の小池晃書記局長は２１日、記録的豪雨で浸水被害や土砂崩れが相次いだ福岡県大牟田市を訪問し、関好孝市長に義援金を手渡し、懇談しました。真島省三前衆院議員、仁比聡平前参院議員、高瀬菜穂子県議と崎山恵子、北岡あや両大牟田市議が同席しました。

　小池氏は、新型コロナウイルス禍で地域経済が疲弊している中での豪雨災害だったと述べ「従来の支援にとどまらない対策が必要です」として、実情と要望を聞きました。

　関市長は、観測史上最大の豪雨だったと語り、ポンプ場の故障などの要因が重なり浸水したなどの被災状況を説明。被災して困窮している市内業者や被災者支援などを要望しました。

　小池氏が「災害ゴミ処理が課題と聞きました」と尋ねると、関市長は近隣市町村からの応援も受け、集中的に災害ゴミの搬出を行っていると答えました。

　また、関市長は見舞金の１０万円の上乗せや、災害救助法による応急修理への１０万円の上乗せなど市の独自策を紹介。「市民を少しでも支援するためにも被災自治体への手厚い財政措置を」と訴えました。

　小池氏は「現場の深刻な声に応える支援を国・県に求めていきます」と応じました。