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2020年7月19日(日)

「教員増ぜひ」と教育長

「学校再開 緊急提言」 はたの議員と懇談

神奈川・綾瀬

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(写真)市教委(左側)と懇談する、はたの(左から3人目)、(右側手前から)上田、松本の各氏ら=16日、神奈川県綾瀬市

 日本共産党の、はたの君枝衆院議員は16日、神奈川県綾瀬市役所を訪れ、人見和人教育長に共産党が6月2日に発表した「学校再開にあたっての緊急提言」を届け、懇談しました。上田博之、松本春男の両党市議、岡崎裕・党湘南地区委員長らが同席しました。

 人見氏は、不安やストレスをためこんだ子どもたちに「学校が、心落ち着く場所になることが大事。そうでないと勉強にも集中できない」と強調し、「提言」を「その通りだ」と思いながら読んだと話しました。

 綾瀬市は国の制度に上乗せして小学校4年生まで少人数学級(35人)を実施しています。はたの氏が「すばらしいことです」とエールを送ると、人見氏は「少人数学級の方が絶対いい。コロナだからでなく、行き届いた教育をするためには常に必要です。非正規の加配講師でなく、教員定数を増やしてほしい」と述べました。はたの氏は「国の制度を変え、正規の先生を増やすことが必要です。少人数学級前進の動きもあります」と応えました。

 人見氏は、産休・育休など教員の欠員補充にも苦労しているとし、「教員を魅力ある職業にするためには“働き方改革”が必要。コロナ対応の消毒にも1時間かかる。現場を見てほしい」と強調。はたの氏は、教職員を増やすことで、若い人が魅力ある仕事として教職を選べるようにしたいと応じました。

 全国学力テスト中止でも意見が一致しました。


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